2021年07月28日
熊本県とアース製薬による包括協定が6月に締結され、その活動の一環として、SSH校の課題研究への支援が行われることになりました。
本校では、2年普通科生物班の「香り」に関するグループ5名がさっそくオンラインによる指導・助言を受けました。この班は「蚊が嫌う匂いと人が感じる香りの比較」をテーマとしています。アース製薬からも、研究員やマーケティング部門の方など5名の参加がありました。
最初に自己紹介をした後、先日行われた研究計画報告会の資料を共有しながら研究概要を伝えた後、和やかな雰囲気の中、双方による質問や研究員の方々からの助言が行われました。
ミーティングでは、生徒側から実験装置の実際の大きさや実験時の条件、蚊の飼育の仕方や雌雄の見分け方、実験後の処分方法等について質問しました。研究員の方からは、実際の装置やスライド等も見せていただきながら丁寧に説明をしていただきました。最後に「答えはひとつではありませんし、高校生ならではの柔軟な発想を大切に実験を進め、困ったことがあればいつでも連絡してください。」と生徒達に伝えられました。
これから本格的に研究を進めていく上で、具体的な実験方法や今まで知らなかった蚊の生態や形態的な特徴についても知ることができる貴重な機会となりました。