2023年11月21日
11月17日(木)6・7限目に、普通科2年生全273人を対象にした課題研究URⅡの中間ポスター全体発表会を本校体育館で実施しました。
5限目には、本校38期生で現在、熊本県立大学 総合管理学部 3年生の秋岡菜々子さんを講師に迎え講演会を実施しました。秋岡さんは、先日1年生でも講演をしていただいた先輩で、今年6月に開催された、米Apple社主催の学生向けアプリ開発コンテスト「Swift Student challenge」で見事、世界の上位11人に入賞された方です。高校生の頃は「カキの成熟とエチレンの関連」について研究をする中で、思うようにいかず試行錯誤をしたけど、そのようなプロセスも研究の中では大切であると伝えられました。さらに、講演の中ではApple CEOに行った英語でのプレゼンテーションも披露していただきました。内容の素晴らしさはもちろんのこと、分かりやすいプレゼン手法は、中間発表会を行う生徒たちにとっても参考になっていました。
ポスターセッションでは全36テーマの発表が行われました。ここでは、講演をしていただいた秋岡さんや熊本県立大学の職員2名に加えて、本県SSHコーディネーターの本山幸広先生も参加されました。興味関心に基づく多様なテーマでの発表が行われました。参加された大学関係者の方々も「高校生が自身の言葉で研究内容を話しており素晴らしかった」「大学生の研究活動に直結する内容も多く、今後も継続的に関わりを持つことができればありがたい」といったコメントをいただくことができました。
発表会の講評では、SSHコーディネーターの本山先生からも「本当に感動する、感心する発表会でした。みなさんのために企業や大学と必要ならばいつでもつなげることができるので、先生方を通してぜひ連絡をしてください。」と伝えていただきました。
今後最終発表会に向けて、さらなる研究の発展や発表班同士また学外との共創が進むことを期待しています。
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