2026年01月22日
本校では、今年度より毎週水曜日の放課後の時間を「主体的な活動の時間」とし、45分間を生徒たちがデザインしながら活動する取り組みを実施しています。
本日は、株式会社SummerTimeStudio 代表取締役社長の弘津健康様、ならびにアークスコミュニティ部門の劉愷柔様より、「仮想空間の歴史と進化の道筋:没入感の本質」と題し、ご講演をしていただきました。
弘津様は、韓国系オンラインゲーム会社や国内のコンシューマーゲーム会社において、経営企画や新規事業企画・運営などを経験されてきました。その後、スマートフォンやタブレット向けゲーム市場の拡大を見据えて独立され、「ゲーム開発」を軸に、「地域振興」「eスポーツ」「ライフスタイル提案」といった幅広い分野で事業を展開されています。
講演では、VRの歴史やVR・AR・MRの違いについての説明から始まり、現在の仮想空間技術には家庭用ゲームで培われた技術が多く活用されていることを学びました。また、今後は技術の進歩により市場規模が拡大していくことや、北米を中心にハードウェアからコンテンツへと重心が移りつつあることなど、業界全体の動向についても理解を深めることができました。
特に生徒は、没入感を高めるための技術に関してのお話しを聞き入っていました。立体視や精密なトラッキングといった技術がどのように没入体験を支えているのかを学ぶとともに、3D酔いといった課題や、ユーザーにどこまで多様なフィードバックを与えられるかなど、没入感向上の難しさについても考える機会となりました。
さらに、仮想空間の近い未来やその先の展望として、人が身体・脳・空間・時間といった制約から解放されることで、すべての人がウェルビーイングな状態に近づく可能性があるというお話がありました。残された課題に対して探究学習を通じて疑問を解決していくことの重要性や、自ら見て、触れて、感じ、考えた経験が、ゲーム制作におけるリアリティにつながるとお話しされ、生徒たちは将来の進路や大学での学びについて考える貴重な機会となりました。
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