2025年12月25日
3年E組(英語科)生徒が「The Four Rivers Classic: Kumamoto Duck Dash~熊本四大河川 本気のアヒルレース~」の授業に取り組みました。これまで英語科で学んだ様々な時事問題やSDGs、環境問題等を念頭に、河川の水流の速度(物理)と人々の暮らし(地理)がいかに密接に関連しているかの視点を取り入れて考えることが狙いです。まもなく卒業する3年生に、故郷熊本の暮らしや風土を再認識し愛着を持ってほしいという願いもあります。
本時の目標は「河川水流の速度の原理を理解する」「いかに密接に人々の暮らしと自然が関係しているかを理解する」です。今回は原理を理解することに主眼を置き、前提として詳細な条件を省くことを確認しました。これは「複雑なことを簡素に考える」実践としての意味合いもありました。
授業ではまず、米国シカゴ市でチャリティーとして行われているChicago Duck Derbyの英語ニュース動画を視聴し、10万羽弱の黄色いゴムのアヒルが川の流れに乗って行く様子を見ました。その後、物理ご専門のアリソン先生から、水流の速度が決まる原理を英語で説明していただき、Gradient(勾配)、Friction(摩擦)、Velocity(流速)などについて理解しました。中には、水でさえも摩擦が関わることを新鮮に受け止める生徒もおり、新発見ができました。
その後、熊本の4大河川(今回は菊池川、白川、緑川、球磨川)について、川そのものの特徴と流域の暮らしについて英語で情報が与えられ、生徒同士で更に知っていることを話し合いました。4河川を比較すると、本校近くの白川は農地以上に熊本市周辺の市街地を貫く都市型河川であることが際立ち、知っていたはずの川が違って見えるという新鮮な体験をしました。
授業後半では、10班に分かれて「四大河川の源流(水源)から河口までの長さ」、「流速(平常時)」、「地形・地勢的な利点」の3点について調べ、「各源流から河口までゴムアヒルを流した時に、各季節に最も優勝する可能性が高いのはどの河川のゴムアヒルか」について考察しました。そして、10班中2班が全四季について見事正解しました。
今回の探究型授業の主眼は、「難しいことを簡素化して考える」「知ってたはずなのに実は分かってなかった!」という科学的なことに出会うきっかけ作りです。今回をきっかけに興味関心、好奇心そして高校生活を過ごした熊本への愛着が更に高まることを期待しています。

SSH探究型教科横断授業『3年英語科、物理×熊本の暮らし …
2学年3学科合同課題研究ポスター報告会
データサイエンス実践講座2
GRⅡ、ARⅡ合同授業「バナナ論文輪読」
令和7年度(2025年度)熊本県立熊本北高等学校スーパーサ…